デュアルドライブをセットアップする
SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)とHDD(ハードディスク・ドライブ)は比較されがちですが、実は優れたデスクトップPCはどちらも搭載しています。その理由をご紹介します。
SSDはその高速なスピードが特長ですが、価格が比較的高く、容量にも限りがあります。一方、HDDは十分な容量を備えていますが、ゲームを開始できるまでの待ち時間が長く、SSD製品と比べて全体的に性能が劣っています。
そんなときには、予算内で最も容量の大きいSSDをメインドライブとして取り付け、大容量のHDDを予備のストレージ・デバイスとして追加しましょう。
SSDのほうがゲームやアプリケーションの読み込みが格段に速いので、複雑なオープンワールドゲーム(Grand Theft Auto 5、Fallout 4など)に加え、ビデオや、ゲームと連動するストリーミング・ソフトウェアなどをSSDにインストールすることをおすすめします。
その一方で、あまり容量をとらないファーストパーソン・シューティングゲームやストラテジーゲーム、アクションゲームなどのゲームを予備のHDDに保存しておけば、性能が低下したり、ゲームプレイに遅れが生じたりする心配はなくなります。
豊富なMOD(ユーザ生成コンテンツ)を特徴とするゲームをプレイする場合は、そうしたゲームもSSDに保存しておくことをおすすめします。通常、MODにはたくさんのファイルが含まれているため、SSDに保存したほうが読み込みが速くなります。
新しいPCを構築しているのならば、当社のFireCuda 510のようなM.2 NVMe SSDをメインドライブとして取り付け、BarraCudaなどの大容量HDDを予備のドライブとして追加するとよいでしょう。デュアルドライブの取り付けにはいくつかの手順がありますが、決して難しくありません。それでは、その手順を順に見ていきましょう。
すでにお使いのPCがある場合は、上記の手順をシステムの簡単なアップグレードとして実行することができます。オペレーティングシステムをインストールするわけではありませんが、古いドライブを交換するときは、新しいドライブに完全に移行する必要があります。
そんなときは、Seagateの無料アプリケーション、DiscWizardを使ってファイルやプログラム、オペレーティングシステムをバックアップし、それをそのまま新しいドライブで復元することをおすすめします。この手法はディスク・クローンと呼ばれます。こちらでその簡単な手順をご紹介します。
古いドライブを新しいドライブと交換する場合、お使いのタワーPCに一度に2台のドライブを取り付けられるスペースがないのであれば、まずは新しいドライブのUSBアダプタを使って古いドライブのクローンを作成する必要があります。あとは「ディスクのクローン作成」と同じ手順を踏み、すべての移行が完了したら、PCの電源を切ってドライブを交換します。BIOS設定を変更する必要はなく、起動すると、Windowsは新しいクローン・ドライブからスムーズにデータを読み込みます。
Seagateは、すべてのドライブ製品と併せてSeaToolsという無料のソフトウェア・ツールを提供しています。このツールをインストールすれば、ドライブの性能を監視することができます。ドライブの製品寿命を守るためには、日ごろからのメンテナンスが欠かせません。そのすべてをSeagateの優れた保証制度が支えています。
ゲームについてその他あらゆるニーズに対応する詳しいヒントは、Inside Gaming with Seagateでその他のビデオをご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。ゲームをお楽しみください ✌