監視

SkyHawk監視ハードディスク・ドライブでNVRストレージをパワーアップ

NVRストレージの信頼性を高めるために取るべきステップ

目次:

NVRストレージ NVRストレージ NVRストレージ

大規模用途向けに新しいIPビデオ監視システムの構築に取り組んでいます。顧客と話すと、どのようなシステムが欲しいかははっきりと分かっているようです。

カメラの数…確認

カメラの種類…確認

カメラの解像度…確認

ではストレージ・ソリューションは?

大規模なインテグレータや小規模なインテグレータにとって、このシナリオはよく出くわすものです。顧客はすぐに、顔認識、人数計測、その他高度な機能を備えたハイテクカメラを導入したいと言います。しかし、それがストレージのニーズにどのように影響するかは分かっていない場合がほとんどです。例えば、H.264圧縮の1080pカメラからH.265圧縮の4Kカメラに移行するとしたら、必要なストレージは280パーセント増加します。さらに、監視人工知能 (AI) のデータをビデオと同時に記録するということは負荷が大きいだけでなく、ストレージ容量も各段に大きくなります。必要なストレージ容量を把握するためには、Seagate Technologyの監視ストレージ計算機をご利用ください。

エンドユーザーが導入するカメラの台数を増やし、高解像度や長期間のビデオの保存を望む中、ビデオストレージはもはや付け足しではなく、ビデオ・セキュリティ・システムの設計や計画において欠かせない存在になっています。

システム・インテグレータは、どのようにすればNVRのパフォーマンスを最大限に高め、ストレージ容量を最適化し、長期間使えるシステムを実現できるかを考えなければなりません。そのためにはまず、適切なハードディスク・ドライブを選び、展開するところから始めなければなりません。

ハードディスク・ドライブ選びにおいて、大容量、最適化されたファームウェア、年間数百テラバイトの信頼性の高いワークロードを実現するSeagateのSkyHawk監視ドライブは、どのドライブにも負けません。DVRやNVR向けに設計されたSkyHawkドライブは、常時稼働ワークロードに最適で、最高64台のHDカメラと最大32件のAIストリームに対応し、ドライブの健全性モニタリングのためのSkyHawk Health Managementを提供します。

顧客が必要としているものが、警備のための継続的なビデオ録画でも、ビジネスインテリジェンスのためのディープラーニング分析でも、SkyHawkは単なるセキュリティ以上の成果を発揮するビデオ監視システムを実現します。

ここで、SkyHawkドライブとNVRストレージをフル活用するためにシステム・インテグレータが実践できる6つのベスト・プラクティスをご紹介します。

  1. 安全な取り扱い - SkyHawkドライブを梱包から取り出す際、NVRに取り付けるまでは保護パッケージを外さないでください。ドライブを重ねたり、落としたり、揺すったりすると、ヘッドアセンブリがプラッターにぶつかり、傷がついてデータへのアクセスに影響します。
  2. 温度 - 高温になるコンポーネントの上や間に空気を流すためには、冷たい空気を常に供給する必要があります。そのために、高速ファンが滞りなく空気を冷やして、熱い空気を外に逃がします。
  3. 埃の除去 - 埃っぽい環境や汚れた環境では、防塵フィルタまたは吸気ポートを取り付けてSkyHawkドライブを保護します。
  4. 順応 - 例えば車の中から空調の効いた部屋など、寒い場所から暖かい場所にドライブを運ぶ場合は、ドライブ内部の圧縮を避けるために徐々にドライブを環境に慣れさせてください。
  5. 振動 - マルチベイ監視システムでは、高いファンの振動、シャーシベースの刺激、ドライブからドライブへの励起などがハードディスク・ドライブに発生しがちです。AcuTrac®技術採用の回転振動センサーを搭載し、機能を高めてパフォーマンス低下を最小限に抑えるSkyHawkドライブを使うだけで、インテグレータはこうした問題を回避することができます。
  6. リモート・ヘルス・モニタリング・ソフトウェア - SkyHawk Health Managementなどのモニタリング・ソフトウェアを使えば、ドライブの健全性をチェックして、問題が発生する前に警告を受け取ることができます。これが、予防、介入、復元を可能にする積極的なトラブルシューティングにつながります。リモート・ヘルス・モニタリング・ソフトウェアと一緒にドライブを展開することで、インテグレータは保守契約として付加価値サービスを提供し、毎月の利益につなげることもできます。

こうした戦略を取り入れながらSkyHawkドライブを採用することで、システム・インテグレータは顧客のストレージの機能を高めながら、同時に保守や修理の必要性を抑えることができます。そして最終的には、顧客の満足度とロイヤルティが高まり、インテグレータの利益率もアップするというウィンウィンの関係が実現します。