サステナビリティ・レポート*
Seagateにおけるサステナビリティ
Seagateは持続可能なストレージの提供に取り組んでいます。Seagateのエンジニアリング・チームは、ストレージの容量と利用の拡大だけでなく、使用する資材の品質や種類の管理、エネルギー効率やリサイクル性の向上にも努めています。
エネルギーと温室効果ガス
製品を製造し使用するためにはエネルギーが必要となり、その過程で温室効果ガス (GHG) が排出されます。弊社はライフサイクルエネルギーとGHGの影響を評価し、エネルギーとGHG効率の向上、各新世代製品の所有コストの削減に取り組んでいます。
消費電力 | ユニットあたり | 1TBあたり |
---|---|---|
動作時平均 (W) | 5.6 | 1.9 |
スタンバイ/スリープ時平均 (W) | 0.5 | 0.17 |
年間平均 (kWh) | 9.8 | 3.3 |
ライフステージごとの温室効果ガス排出量
40% | ![]() |
ビル・オブ・マテリアル |
3.5% | ![]() |
流通 |
2% | ![]() |
製品寿命 |
13% | ![]() |
製造エネルギー |
0.3% | ![]() |
パッケージ |
41% | ![]() |
使用段階 |
5.7
kg CO2e/TB-年
* ST3000VX010、2E3166-300
Seagateは大手OEMに供給するトップサプライヤとして、直接資材(Seagate製品の構成材料)について、顧客の厳しい仕様を満たすための基準を定めています。また、規制物質の正確な目録を作成し、現在2,000件以上をリスト化しています。
ライフステージごとの人体に対する毒性
87% | ![]() |
BOM(部品表) |
0.1% | ![]() |
流通 |
0.3% | ![]() |
製品寿命 |
2.3% | ![]() |
製造エネルギー |
0.04% | ![]() |
パッケージ |
10.4% | ![]() |
使用段階 |
9.8
kg 1,4-DCB-Eq/TB-年
弊社は、製品のライフサイクルを通じて希少資源の使用量削減を目指しています。主要な天然資源への依存度を極力減らすために、製造による水や金属の資源枯渇に対する影響を評価し、製造コストや製品の所有コストを削減しています。
ライフサイクルごとの金属の枯渇への影響
98% | ![]() |
BOM(部品表) |
0.03% | ![]() |
流通 |
0.03% | ![]() |
製品寿命 |
0.36% | ![]() |
製造エネルギー |
0.02% | ![]() |
パッケージ |
1.5% | ![]() |
使用段階 |
4.5
kg Fe-Eq/TB-年
ライフサイクルごとの水の枯渇への影響
57% | ![]() |
BOM(部品表) |
0.4% | ![]() |
流通 |
0.8% | ![]() |
製品寿命 |
8.1% | ![]() |
製造エネルギー |
0.4% | ![]() |
パッケージ |
33% | ![]() |
使用段階 |
0.03
m3/TB-年
「資源の調達、製品の生産、製品の破棄」をベースにした従来の線形のビジネスアプローチは持続可能ではないとSeagateは認識しています。そのため、ストレージ1TBあたりに使用される資材、再生品含有量、再利用率、リサイクルの種類やリサイクル性といったさまざまな指標を使用して、循環経済に向けた取り組みを測定しています。
デバイスの重量 - 出荷済み (g) | ユニットあたり | 1TBあたり | |
---|---|---|---|
ドライブ | ケース | 798 | 266 |
メディア | 173 | 58 | |
電子回路 | 28 | 9 | |
その他の部品 | 0 | 0 | |
パッケージ | 段ボール・紙 | 44 | 15 |
その他の資材 | 19 | 6 | |
合計 | 1,062 | 354 |
資材の循環性指標
主な循環性のパラメータ | ユニットあたり |
---|---|
予想動作寿命 | 3年 |
リサイクルアルミニウムおよびスチール含有量 | 世界平均 |
リサイクル段ボール | 100% |
再生品含有量 | 0(なし) |
リサイクル率 | 25% |
残存物廃棄 | 50%焼却/50%埋め立て |
再利用率 | 0(なし) |
リサイクル性 | 95% |
リサイクル収集の効率性 | 90% |
Seagateは、1TB/年を基に製品のサステナビリティ(持続可能性)を測定・記録しています。Seagateのドライブにはさまざまなサイズがあり、耐用年数も異なります。ドライブの容量を示す場合、1テラバイト (TB) は1兆バイトに相当します。TB/年の測定では、これらの要因を総合評価して、サステナビリティの成績データを製品全体で比較できるように、また年間の影響を直接報告できるようにしています。
製品の持続可能性分析の生成に使用されるSeagateの持続可能性評価ツールは、ISO 14040、ISO 14044、世界資源研究所および持続可能な発展のための世界経済人会議のGHGプロトコル製品のライフサイクルに関する会計および報告基準に従ってULにより検証されています。
© 2017 Seagate Technology LLC.無断での引用、転載を禁じます。アメリカ合衆国にて印刷。Seagate、Seagate Technology、およびWaveのロゴは、アメリカ合衆国および/またはその他の国におけるSeagate Technology LLCの登録商標です。製品内容または仕様は、予告なく変更される場合があります。予めご了承ください。DS1663.4-0911JP、2016年3月
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