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鉱物の責任ある調達

紛争鉱物

スズ、タンタル、タングステンおよび金(いわゆる「3TG」)は、各々の鉱石と併せて一般に「紛争鉱物」と呼ばれます。この名称は、こうした鉱物が超法規的行為や武力紛争の資金源として採掘され、取り引きされてきた歴史に由来します。Seagateでは、自社製品に使用する3TGに関して、その100%を人権侵害に関与していないことが証明されている調達元から調達することを義務付けています。ドッド=フランク・ウォール街改革・消費者保護法に従い、Seagateは毎年、米国証券取引委員会に紛争鉱物報告書を提出しています。暦年を対象とした直近の報告書では、その提出に先立って独立した民間セクターによる報告を実施しました。本報告書では、Seagateが「コンフリクト・フリー」に関する義務を果たしていることを報告しています。

コバルト

コバルトは、3TGと同様に調達元に関する懸念が取り沙汰されている鉱物です。既存の規制では、自社製品に使用されているコバルトへの対応は特に求められていませんが、Seagateは、自社で使用する原材料を責任ある方法で調達することの重要性を認識しています。そのため、当社は2019年初めに、サプライチェーンに含まれるコバルトの調達元をすべて明らかにしました。現在は、原材料供給元の設備を拡張し、コバルトの調達をすべて国際的な基準に準拠させるための取り組みを進めています。

当社のアプローチ

鉱物の責任ある調達に関する方針では、倫理的な調達に対する当社の取り組みについて定めています。Seagateは、サプライチェーンの継続的な監視に関して熟練した専門家チームを雇用することで、責任あるサプライチェーンの維持に対する取り組みを徹底しています。Seagateは、責任ある鉱物イニシアチブ (RMI) の加盟組織として、倫理的な鉱物サプライチェーンの構築と維持における業界の連携体制を強く支持しています。

当社の製品に使用される鉱物の調達元