ハードディスク ドライブ テスト
Seagate 外付ストレージに問題が生じた場合は、そのハードディスク ドライブ上で診断テストを実行できます。Windows および Mac には、ハードディスク ドライブのテストと修復を行うユーティリティがあります。また、Seagate も Windows 用のユーティリティを提供しています。
Seatools for Windows をダウンロードし、以下の手順に従って、デバイスの健全性の診断にお役立てください。テストを実行する前に、ストレージ デバイスのデータをバックアップしてください。
- ハードディスク ドライブ診断テストを実行する前に、開いているアプリケーションをすべて閉じてください。
- テストを開始する前に、コンピュータの電源が入っていることを確認してください。コンピュータを必ず電源に接続し、壁のコンセントから電源を取るようにしてください。
- テスト中は、消費電力管理コントロールを一時的に停止する必要があります。消費電力管理設定を調整するには:
- Windows デスクトップの左下端にある [スタート] または Windows アイコンをクリックします。
- [コントロール パネル] に進みます。
- [電源オプション] を選択します。
- [プラン設定の変更] を選択します。
- [詳細な電源設定の変更] を選択します。
- このウィンドウで [ハード ディスク] を展開します。
- [次の時間が経過後ハード ディスクの電源を切る] が [なし] に設定されていることを確認します。
- 適切なストレージ デバイスがコンピュータに接続されていることを確認します。Windows 向け SeaTools は、Seagate、Samsung、LaCie および Maxtor のストレージ デバイスで使用できます。その他のハードディスク ドライブをすべて安全に取り外します。
- まだ実行していない場合は、テストを実行する前に、ストレージ デバイスのデータをバックアップしてください。
- Seatools を起動し、メニューから実行するテストを選択します。
- Fix All (すべてを修正)
- S.M.A.R.T. check (S.M.A.R.T. チェック)
- Short Drive Self Test (短時間ドライブ自己テスト)
- Short Generic (ショート リード テスト)
- Long Generic (ロング リード テスト) (1%ずつ進行、完了までに数時間かかる)
テストの後は、各ドライブのログがプログラム インストール フォルダに保存されます。ログを読むには、[ヘルプ] > [ログファイルの表示] をクリックします。また、結果に応じて、[合格情報] または [不具合情報] をクリックしても、[ヘルプ] のログを表示できます。
Windows には、チェック ディスク (ChkDsk) と呼ばれるユーティリティが内蔵されており、ハードディスク ドライブ上の不良セクターの修復に利用できます。ハードディスク ドライブにチェック ディスク スキャンを実行する前には、必ずデータをバックアップしておきます。不良セクターが見つかった場合、不良セクターを再配置すると、それまで利用できていたデータにアクセスできなくなる場合があります。
チェック ディスクを実行するには、以下の手順に従います。
- [コマンド プロンプト] を起動します。 スタートメニューまたはスタート画面で、「cmd」と入力して[コマンド プロンプト] をクリックします。
- 「chkdsk X: /f」と入力します。「X」は、お使いのハードディスク ドライブを表す文字です
テストが完了するまでの時間はまちまちであり、通常は、容量が大きいストレージ デバイスの方が長くかかります。
Mac OS にはディスクユーティリティが含まれています。これはハードディスク ドライブのフォーマット、テスト、修復のためのツールです。ディスクユーティリティのテストおよび修復オプションは、First Aid と呼ばれます。
ハードディスク ドライブに First Aid スキャンを実行する前には、必ずデータをバックアップしておきます。不良セクターが見つかった場合、不良セクターを再配置すると、それまで利用できていたデータにアクセスできなくなる場合があります。
First Aid を実行するには、以下の手順に従います。
- Finder から、[移動] > [ユーティリティ] > [ディスクユーティリティ] をクリックします。
- ハードディスク ドライブが [ディスクユーティリティ] ウィンドウの左側にリスト表示されます。Seagate デバイスを探し、それをクリックします。ファイル システムを含め、ドライブに関する情報が表示されます。さらに、左側に、ストレージ デバイスの 2 番目にインデントされた行にパーティションが表示されます。 デスクトップにパーティションがマウントされていても、[ディスクユーティリティ] では表示されない場合があります。それでも、ハードディスク ドライブのテストを実行することができます。
- パーティションをクリックして選択します。
- [First Aid] タブ/ボタンをクリックします。
- ボリュームをチェックするには:
- Mac OS 10.10 以前の場合: [ディスクを検証] をクリックします。[ディスクユーティリティ] でディスクの修復が必要であると判断された場合は、[ディスクを修復] をクリックします。
- Mac OS 10.11 以降の場合: [実行] をクリックしてテストを開始します。
- 追加のパーティションがある場合は、それぞれにテストを繰り返します。