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LaCie 6big & 12big Thunderbolt 3 ユーザー マニュアル
LaCie 6big & 12big Thunderbolt 3 

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操作

  注意: 周辺温度が指定された温度範囲内になるまでは、LaCie 6big Thunderbolt 3 および LaCie 12big Thunderbolt 3 を操作しないでください (システム概要を参照)。ハードディスク ドライブがインストールされたばかりの場合は、操作の前に、周囲の温度に適応するための時間をおいたことを確認してください。

次の条件が満たされていれば、LaCie 6big/LaCie 12big の電源をオンにできます。

  • Thunderbolt 3 または USB に対応したコンピュータに接続されている。
  • 電気が通っている電源コンセントに接続されている。

デバイスの準備として、次の点を確認します。

  • すべてのハードディスク ドライブ トレイが、それぞれのベイにしっかりと取り付けられている。
  • 電源ケーブルが外部電源コンセントに接続されている。
  • LaCie 6big/LaCie 12big がアイドル モードか電源オフの場合は、LED 電源ボタンを短く押します。短く押すと長く押すの区別については、以下の説明を参照してください。

ディスクのスピン アップ中は、LED が青色に点滅します。すべての LED が青色に連続点灯したら、ストレージの使用を開始できます。

LaCie 6big/LaCie 12big ハードディスク ドライブの電源オフ: アイドル モード

コンピュータを筐体に接続したままでストレージにアクセスしない場合は、デバイスをアイドル モードにします。以下の手順に従う前に、LaCie 6big/LaCie 12big が使用されておらず、アクティブな転送がないことを確認します。

  1. LaCie 6big/LaCie 12big ボリュームをコンピュータから取り外します。
  2. 電源ボタンを短く押します。短く押すと長く押すの区別については、以下の説明を参照してください。

ステータス LED がゆっくりと点滅し、ハードディスク ドライブの LED が消えます。

LaCie 6big/LaCie 12big がアイドル モードのときでも、Thunderbolt 3 対応デバイスをデイジー チェーン接続できます。

LaCie 6big/LaCie 12big 筐体の電源オフ

デバイスをコンピュータから切断する場合は、デバイスの電源をオフにします。 LaCie 6big/LaCie 12big が使用されておらず、アクティブな転送がないことを確認します。

  1. LaCie 6big/LaCie 12big ボリュームをコンピュータから取り外します。
  2. 電源ボタンを短く押します。短く押すと長く押すの区別については、以下の説明を参照してください。ステータス LED がゆっくりと点滅し、ハードディスク ドライブの LED が消えます。

これで、電源ケーブルや Thunderbolt ケーブルまたは USB ケーブルをデバイスから安全に取り外せるようになります。

  重要な情報: 電源ボタンを長く押して筐体の電源をオフにすることは推奨されません。長押しについては、以下の注記を参照してください。

短く押す

  重要な情報: 電源ボタンを短く押す前に、LaCie 6big/LaCie 12big ボリュームを必ずコンピュータから取り外してください。

短く押すとは、LED 電源ボタンを手で、1 秒より短く押すことを意味します。製品の動作中に電源ボタンを短く押すと、筐体内のハードディスク ドライブがスピン ダウンします。Thunderbolt 3 ポートはアクティブのままで、デイジー チェーン接続できます。この状態がアイドル モードと呼ばれます。たとえば、LaCie 6big/LaCie 12big にデイジー チェーン接続されているディスプレイは、電源ボタンを短く押した後でもコンピュータから利用できます。

短押しと RAID の同期/初期化

RAID 同期中または初期化中に電源ボタンを短く押すと、ハードディスク ドライブがスピン ダウンします。次に電源ボタンを短く押してハードディスク ドライブをスピン アップしたときに、RAID 同期や初期化が再開されます。

長く押す

長く押すとは、LED 電源ボタンを手で、4 秒より長く押すことを意味します。製品の動作中に電源ボタンを長く押すと、LaCie 6big/LaCie 12big の電力がカットされ、即座に強制的にシャットダウンされます。データの損失につながるおそれがあるため、通常の使用では、長押しは推奨されません。

動作中の Thunderbolt ケーブルの取り外し

動作中にケーブルを取り外すと、データの消失など深刻な結果が発生するおそれがあります。システムによる RAID の同期中または初期化中にケーブルが取り外された場合、同期や初期化は続行されますが、コンピュータとの接続が失われ、データも失われます。

静かな動作と熱管理

動作中の騒音を緩和するため、LaCie 6big/LaCie 12big には内部コンポーネントの熱を排出するために Noctua® 冷却ファンが使用されています。Noctua 冷却ファンは非常に静かなだけでなく、温度により制御され、環境に応じて回転速度を調整できるため、最適な熱管理が保証されます。また、LaCie 6big/LaCie 12big 筐体のメタル ケースがハードディスク ドライブからの熱を消散するため、安全に運用され、デバイスの寿命も長くなります。LaCie 独自の設計により内部のハードディスク ドライブから熱が排出されるため、長時間の使用後に外部筐体を触ると温かく感じます。

  重要な情報: LaCie 6big/LaCie 12big の背面にある広い排気チャンバーは、十分な気流を確保するために設けられています。この排気チャンバーがふさがれておらず、筺体全体で自然な空気の流れが保たれていることを確認してください。

配置と積み重ね

LaCie 6big/LaCie 12big は必ず、プロフェッショナル用ハードディスク筐体の熱放出と空気の流れを補助できる、凹凸のない平面に置いてください。適切な熱分散のために、LaCie 6big/LaCie 12big は筺体の底面にあるゴム製の脚を下にして、縦に設置するよう設計されています。電源が入っている状態で、筐体を横倒しにしないでください。

複数の筐体を互いに積み重ねないでください。複数の筐体を積み重ねると、デバイスが落下するという重大なリスクが生じます。また、LaCie 6big Thunderbolt 3 および LaCie 12big Thunderbolt 3 の上に他のハードディスク ドライブ、筐体、または機器類を積み重ねないでください。

以下の項目に該当する場合、LaCie 6big Thunderbolt 3 and LaCie 12big Thunderbolt 3 の保証は無効となります。

  • LaCie 6big Thunderbolt 3 の筺体や LaCie 12big Thunderbolt 3 の筐体を積み重ねた場合。
  • LaCie 6big Thunderbolt 3 の筐体や LaCie 12big Thunderbolt 3 の筐体の上に他のハードディスク ドライブ、筐体、または機器類を積み重ねた場合。