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LaCie Rugged RAID Pro LaCie Rugged RAID Pro
LaCie Rugged RAID Pro 

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はじめに

SDカード・リーダーを内蔵したRugged RAID Proがあれば、現場で簡単にコンテンツのバックアップを行うことができます。前モデルよりもさらに薄型化と軽量化が進み、LaCie RAID Managerによる設定にも対応するこのドライブは、多忙なビデオ撮影家やプロの写真家の旅のお供として大活躍します。

本ユーザーマニュアルでは、Rugged RAID Proの設定手順を説明しています。

お使いのハードディスク・ドライブについての一般的な質問と回答は、「よくある質問」をご覧になるか、LaCieカスタマー・サポートにアクセスしてください。

パッケージ内容

  • LaCie Rugged® RAID Pro
  • USB-C (USB 3.1 Gen 2) ケーブル
  • 取り外し可能なカバーとスペア
  • 電源(USB接続がデバイスに電源を供給しない場合に使用)
  • クイックインストールガイド
重要情報 – 購入時の梱包材は保管しておいてください。ハードディスク・ドライブに問題が生じて交換が必要になった場合、ハードディスク・ドライブを元の梱包材に入れて返送する必要があります。

最低システム要件

ポート

付属のケーブルを使用して、USB-CポートでLaCieデバイスとコンピュータを接続します。

オペレーティング・システム

Seagateのハードウェアとソフトウェアのオペレーティング・システム要件をご覧ください。

ディスクの最小空き容量

600MB推奨。

ストレージおよびRAID管理

LaCie Rugged RAID Proストレージは、LaCie Toolkitで管理されます。詳細は、Toolkitユーザーマニュアルを参照してください。

LaCie RAID Managerソフトウェアは、デバイスのRAID設定を変更する際に使用します。詳細は、2-ベイ・デバイス向けLaCie RAID Managerユーザーマニュアルを参照してください。

表示

ポートおよびLEDを表示するために、ポート・プロテクタを取り外します。

  1. ステータスLED – Rugged RAID Proのステータスを示します。「LEDステータスと電源」を参照してください。
  2. 電源LED – コンピュータからのUSB接続がRugged RAID Proに十分な電源を供給していない場合に点滅し、付属の電源装置を使用するよう求めます。「LEDステータスと電源」を参照してください。
  3. 電源入力 – 必要に応じて、電源ケーブルをこのポートに接続します。LaCie Rugged RAID Proに付属する電源ケーブルのみを使用してください。不適切な電圧のサードパーティ製電源ケーブルや他のLaCie製品の電源ケーブルを使用すると、デバイスが損傷する恐れがあります。「LEDステータスと電源」を参照してください。
  4. USB-C (USB 3.1 Gen 1) ポート – Rugged RAID Proをコンピュータに接続します。「接続する」を参照してください。
  5. Secure Digital (SD) カードスロット – ファイル・ブラウザを使って、SDカードとの間でファイルを手動でコピーします。Toolkitの自動インポート機能を使うと、挿入したSDカードからファイルをRugged RAID Proに素早くコピーすることもできます。自動インポートの詳細は、Toolkitユーザーマニュアルを参照してください。
  6. RAIDピンホール – RAIDレベルの変更を確認する際にピンホールを使用します。「RAIDの管理」を参照してください。
LaCie Rugged RAID Proを持ち運ぶ際には、ポート・プロテクタを取り付けてください。

仕様

筐体の寸法

側面寸法(mm/インチ)
30/1.181
高さ140.12/5.517
長さ91/3.583

 

筐体の重量 (4TB HDD)

重量(kg/ポンド)
0.446/0.981

 

電気仕様

電源:5.4V 2A

Rugged RAID Proに付属する電源装置のみを使用してください。サードパーティ製デバイスや他のLaCie製品の電源装置を使用すると、Rugged RAID Proが故障するおそれがあります。

デバイス本体が熱くなる現象について

大量のファイルをコピーまたは移動している際にデバイス本体が熱くなることがありますが、これは正常な現象です。コピーが終了すると通常の温度に戻ります。

周辺温度が高い環境では、性能に影響が及ぶことがあります。例:

  • 一定時間、デバイスを直射日光が当たる場所に放置する。
  • 真夏の車内など、高温の密封空間にデバイスを放置する。

極端な気象条件下、高温、水に長時間さらすことで、製品に悪影響が及んだり、回復不能な損傷を招いたりすることがあります。このような場合、保証は無効となります。

イングレス・プロテクション・レーティング

イングレス・プロテクション (IP) レーティングは、設備やデバイスがどの程度保護されているかを定める規格です。IPの2桁のコードから、デバイスがどのような環境に耐えられるのかを判断することができます。2桁の数字はそれぞれが保護等級を示しています。

LaCie Rugged RAID Proの等級はIP 54です。

5:塵埃保護 – 塵埃の侵入を完全に防止することはできないが、機器の所定の動作および安全性を阻害する量の塵埃が侵入しない。
4:飛沫 – a) 振動管、または b) シールドなしの散水ノズルのいずれかを使用したテストにおいて、いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない。

Rugged RAID Proは、以下についても検証済みです。

  • 耐落下性 – 最高1.2mの高さから落下した場合を想定(動作モードでない場合)
  • 耐圧搾性 – 約1トン (1,000kg) の自動車に轢かれた場合を想定