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重要:「不良セクターが検出されました」オプションに関しては、以下の情報をすべてお読みになり、慎重に検討してください。
不良セクターとは、エラーが報告されているディスク・ドライブの小さな領域で、正しくアクセスすることができないものを指します。新しい不良セクターは、増大した欠陥と呼ばれることもあり、多くの場合は一種の物理的損傷によって引き起こされます。ファイルやフォルダがこのセクターを使用した場合、バイトを読込むことができないため、ファイルは不完全または破損した状態になります。
**** 注 **** 以下の情報は、Seagate Technology、SamsungまたはMaxtorブランドのディスク・ドライブのみに適用されるものです:
SeaToolsが読込み中に不良セクターを検出した場合、スキャン完了時に不良セクターのリストが表示されます。
セクターが使用されている場合、そのセクターを使用するファイルは不完全または破損した状態になっています。不良セクターがフォルダまたはディレクトリ・リスティング構造に連携している場合、不良セクターによって管理されるファイルおよびサブフォルダへのリンクが破損している可能性があります。たいていのセクターは未使用の状態です。
データの重要性を十分に考慮してください。セクターが現在読込めなくなっていて、ファイルやフォルダの重要性が高い場合は、プロフェッショナルによるリカバリ・サービスに依頼してデータ復旧の可能性を探ることが必要になります。その場合、ドライブに空の代替セクターを再割り当てせずに、[NO(いいえ)] を選択して終了してください。
ファイルまたはフォルダがすでにバックアップ済みだったり、重要性が低く、代用可能だと判断した場合は、SeaToolsでセクターの上書きを実行します。
最近のディスク・ドライブは、再割り当てのための予備のセクターが用意された設計になっています。一般的に、セクターは読込みが完全に不可能になるかなり前から、読込みに問題が生じます。この状況では、セクターの実際のデータ・バイトは保持されており、セクターの再割り当てを実行すると新しい予備セクターに転送されます。同様に、ディスク・ドライブでデータの書込み中に問題が発生した場合、ドライブ・ファームウェアは問題のセクターの使用を停止し、代替セクターを有効にしてから正常な書込みステータスを表示します。
不良セクターの上書き権限がある場合、SeaToolsは不良セクターにゼロ・パターンを書込みます。通常、この処理は問題となっているLBAの使用を停止し、代替となるセクターを有効化するため、ディスク・ドライブ・ファームウェアによる問題解決の役に立ちます。
注:Seagate Technologyはデータの損失について責任を負いません。