9月 17, 2020
大容量ストレージとハイパフォーマンスなサーバを組み合わせた、完全なソフトウェア定義ストレージプラットフォーム Exos AP
カリフォルニア州フリーモント – 2020年9月17日 – データストレージおよびデータ管理ソリューションの世界的リーダーであるSeagate Technology plc (NASDAQ:STX)は本日、Exos® X18ファミリの一部として、ヘリウム技術を使用した18 TBのエンタープライズ向けのドライブを発売開始することを発表しました。この新しいドライブは、大規模なデータ・センター向けに高性能かつ大容量を実現し、増え続けるデータを効率的かつ高い費用対効果のもと管理します。また、Seagateのエンタープライズ・データ・ソリューションから、新しいExos®アプリケーション・プラットフォーム (AP) 2U12と、SeagateのAP 4U100システム用の新しいコントローラも発表しました。
データ生成の増加に伴い、大規模なクラウドストレージソリューションへの需要はかつてないレベルまで高まり続けています。Seagateの最新レポート「Rethink Data」によると、今後2年間で企業データ生成量は年間42.2%で増加すると予想されています。この調査はIDCが実施したもので、Seagateが委託をした前回のIDCによるホワイトペーパーでも、2025年までに世界のデータ量は175 ZBに達すると予測されています。大容量のExosX 18は、この拡大するデータストレージの需要に対応します。
Seagateのエンタープライズ・データ・ソリューションチームは、Exos X 18を活用して、大容量ストレージとコンピューティングを1つのプラットフォームに統合しました。最近発表されたAPは、サーバとストレージを超小型の高密度システムに統合させ、パフォーマンスと容量の要件がさまざまな企業の需要に対応しています。Exos AP 2 U 12は、新しいコントローラ、柔軟なエンクロージャ、エンタープライズグレードのファームウェア、データ保護、および自動階層化を提供します。
Seagate Technologyの副社長 兼 ゼネラル・マネージャーエンタープライズ・データ・ソリューション事業部 のケン・クラッフィー(Ken Claffey)は、「SeagateのExosX 18ハードディスク・ドライブとアップグレードされたExosAPコントローラにより、企業はシステム容量の増加と導入の複雑さの軽減が実現し、データ量の急増に伴う課題に効果的に取り組むことができます。Seagateは、ストレージ容量と効率性の向上に対する企業のデータ・センターからの需要が高まる中、データ・レイクやプライベート・ストレージ・クラウドの導入を容易にし、業界トップクラスの高密度とコンフィギュアビリティを提供します。」と述べました。
ExosX 18は第5世代の大容量ヘリウム3.5インチ7200 RPMニアラインエンタープライズドライブで、SATAおよびSASインタフェースにて18 TBの容量を提供します。顧客がコスト・パフォーマンスに優れた方法で容量を拡張できる大容量ストレージ・ソリューションを実現します。これは超高速のデータ転送、従来のニアラインドライブよりも低消費電力かつ低重量、そして512 eおよび4 KNフォーマットによる旧世代よりもランダム読み取り/書き込み (IOPS) の向上により、ハイパースケール、データ・センター、およびエンタープライズNASシステムストレージの課題をサポートします。Exos X18は、Seagate Secure™ テクノロジーによるデータ保護機能により、安全かつ手頃な価格で、迅速かつ容易にドライブを廃棄できます。
Exos X18 18TBハードディスク・ドライブは、希望小売価格561.75ドルで販売中です。
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