6月 14, 2022
データコストの管理とイノベーションの拡大という2つの分野のパフォーマンスを調査し、企業が競争で優位に立つためのヒントを提供
カリフォルニア州フリーモント—2022年6月14日 – 現在のマルチクラウドにおいては、複数のクラウド間の連携がうまくできないことがあります。マルチクラウドの複雑性およびそれに関連するコストが増加する中、クラウド間を移動を複雑にするデータの摩擦がロックインにつながり、結果として事業価値の損失につながります。しかし、本日発表された業界向けのレポートにおいて、Seagateは必ずしもそのようになる必要はないと提言をしました。
データ・ストレージおよび管理ソリューションの世界的リーダーであるSeagate® Technology Holdings PLC(NASDAQ:STX)は、マルチクラウド成熟度レポートを公開しました。本レポートでは、マルチクラウドにおいてデータコストを最小化し、データ主導のイノベーションを最大化することが重要かつ実現可能であることを証明しています。また、マルチクラウドの成熟度を上げるために企業が取るべきステップも示しています。
Seagateからの委託を受けEnterprise Strategy Group(ESG)が実施した本レポートでは、世界各国のITおよびソフトウェア開発・データ分析部門のシニアリーダーを対象とした独自の調査をもとに、独自のマルチクラウド成熟度モデルを構築しています。このモデルは、複雑化するマルチクラウドに企業がどのように対応するかを示しています。このモデルにより、最もマルチクラウド成熟度の高い企業が、最大のビジネス成果を上げていることが明らかになりました。
マルチクラウドの成熟度が高い企業は、コストを最適に管理しながらクラウドを活用したイノベーションを推進しており、企業の競争優位性を確保しています。そのほか、調査結果から以下がわかりました。
ESGのカスタムリサーチ担当シニアディレクターであるアダム・デマティア(Adam DeMattia)は次のように述べています。「調査によって行動と結果の関連性を証明しようとする際、仮説が実証されるかどうかはわかりません。本調査では、企業の行動がクラウドのコストとイノベーションの成果の両方に影響を与えていることは明らかです。クラウドのコスト管理と、クラウドの運用によるイノベーションの推進を組み合わせることで、ビジネスの健全性に劇的な影響を与えることができると見ている点が、この調査のユニークな点です」
SeagateのCEOであるデーヴ・モーズリー(Dave Mosley)は次のように述べています。「世界のデータ環境(データスフィア)は3年ごとに2倍の大きさになっています。これらのデータをどう扱うかが重要です。企業が自社のデータの一部だけしか保存・活用できていない状態はもはや許容されません。データを重要なビジネス通貨とみなすリーダーが増えれば増えるほど、企業はより大きなビジネス価値を見出すことができるでしょう」
本レポートにおいてSeagateは、マルチクラウドをデータ中心の観点から考察しています。拡大を成功させる企業は、ほぼ必ずすべての施策の中核にデータを位置付けています。最も成熟したマルチクラウド戦略は、データ中心の戦略です。イノベーションとは大抵、コストまたはアクセス関連の摩擦をはじめとした、データ間の移動を遅くしロックインしてしまう摩擦をなくすことにあります。多くの組織にとって、マルチクラウドは当たり前のことですが、その多くの摩擦の原因はなくせるものなのです。
多くの企業でどのような対策が行われているのでしょうか?マルチクラウド成熟度レポートの詳細は、こちらでご確認ください。
Seagateについて
Seagate Technologyはデータ環境(データスフィア)を創造し、持続可能なパートナーシップを重視しながら、世界クラスの精巧なデータ管理ソリューションのイノベーションを構築することにより、人類の可能性を最大限に高められるよう支援しています。40年以上にわたり世界のテクノロジー業界をリードしてきた同社は、これまでにデータ容量にして30億テラバイト相当を超えるドライブを出荷してきた実績があります。Seagateの詳細は、www.seagate.comまたはソーシャルメディア(Twitter、Facebook、LinkedIn、YouTube)のフォロー、ブログの定期購読にご登録ください。