7月 15, 2020

Seagateの「データを再考する」調査で、ビジネスデータの68%が活用されないままになっていると判明

このレポートでは、データ管理のミッシングリンクと言われるDataOpsと関連付け、企業がデータの価値をさらに活用し、ビジネス成果につなげる方法についても触れています。

米国カリフォルニア州フリーモント – データストレージおよびデータ管理ソリューションの世界的リーダーであるSeagate Technology PLC (NASDAQ: STX) は、本日「データを再考する:より多くのビジネスデータを有効活用する – エッジからクラウドへ」を公開しました。このレポートは、Seagateの委託により、調査会社IDCが実施した世界各国1,500名の経営幹部などを対象とする調査に基づき、現在最も差し迫っているデータ管理の課題と、その課題を解決するソリューションについて説明しています。この調査結果から、企業が利用できるデータのうち、68%が活用されていないことが判明しました。

SeagateのCEOであるデーヴ・モーズリー (Dave Mosley) は、「この調査とレポートにより、ビジネスの成功には強力で大規模なデータ運用が必須要件であることが明らかになっています。企業がデータから引き出す価値は、ビジネスの成功に直接影響します」と述べました。

最も重要な結果は次のとおりです。

  • データの急増に伴い、データ管理がますます重要となっている。IDCは、今後2年間で企業データ生成量は年間42.2%で増加すると予測。
  • 企業が利用できるデータのうち、活用されているのはわずか32%。残りの68%は活用されていない。
  • データの有効活用を妨げている要因として挙げられる上位5つの課題:1) 収集したデータを利用できるようにする、2) 収集したデータのストレージを管理する、3) 必要なデータを確実に収集する、4) 収集したデータのセキュリティを確保する、5) 異なるサイロに収集されたデータを利用できるようにする。
  • マルチクラウドやハイブリッドクラウドでのデータ管理が、今後2年間でデータ管理に関する最大の課題になると見込まれる。
  • アンケート回答者の3分の2は、データセキュリティが不十分であると述べ、そのため効率的なデータ管理を検討するにあたり、データセキュリティを必須要素としている。

このレポートでは、データ管理のミッシングリンクをデータ運用、つまりDataOpsと特定しています。IDCによるDataOpsの定義は「データの生成者とデータの使用者をつなぐ手法」です。回答者の大半がDataOpsを「非常に」または「極めて」重要と回答している一方で、DataOpsを完全導入していると回答した企業はわずか10%でした。この調査結果から、DataOpsはその他のデータ管理ソリューションと連携して、確実にビジネス成果を拡大することが示されています。顧客ロイヤルティ、収益、利益の向上、コスト削減といった、さまざまなメリットにつながるということです。

IDCのリサーチディレクターでこの調査の主任アナリストであるフィル・グッドウィン (Phil Goodwin) 氏は次のように述べています。「この調査の結果、つまり利用できるデータのうち3分の2以上が企業内に眠っているという事実は、憂慮すべき結果に思われるかもしれません。しかし実際には、それだけ多くのチャンスや可能性がすでに手元にあるということです。コア、クラウド、エッジと、データの保存場所にかかわらず、データの価値を活用できる企業が、市場で大きな競争優位性を発揮できます」

この調査は1,500名の回答者を対象に実施されました (アジア太平洋および日本500名、欧州475名、北米375名、中国150名)。

「データを再考する」調査の詳細は、https://www.seagate.com/our-story/rethink-dataをご覧ください。

Seagate Technologyについて

Seagate Technologyはデータ環境(データスフィア)を創造し、持続可能なパートナーシップを重視しながら、世界クラスの精巧なデータ管理ソリューションのイノベーションを構築することにより、人類の可能性を最大限に高められるよう支援しています。Seagateの詳細については、www.seagate.comを参照してください。または、TwitterFacebookLinkedInYouTubeのフォロー、ブログの定期購読を登録してください。

IDCについて

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