お問い合わせ先

SeagateとのB2B接続に関心をお持ちの新規のお客様、B2Bトランザクションを追加したい既存のお客様、または、トラブルシューティングのサポートをお求めの既存のお客様は、global.edi.support@seagate.comか、担当のSeagateアカウント・マネージャーまでお問い合わせください。最寄りのB2Bサポート・チームより折り返しご連絡いたします。

 

トラブルシューティング

顧客EDIメッセージは受信されましたが、Seagateによって拒否されました
EDIメッセージがSeagateによって拒否された場合は、Seagateサポート・チームがその理由をご連絡いたします。また、EDIトランスレータまたは通信ソフトウェアによってエラー・メッセージが作成されていないかを確認するか、メッセージがSeagateに正常に送信されたかどうかをVANプロバイダに問い合わせてください。

顧客EDIメッセージが受信されていません
第一に、トランザクションがバックエンド・システムで実行され、EDIメッセージが作成されたことを確認してください。EDIトランザクションに失敗しましたか?通信またはVANに問題はありませんか?特にEDIパートナーのIDや限定子など、設定が正確であるかどうかを確認してください。

顧客システムがSeagateからのEDIメッセージを拒否しています
特にEDIパートナーのIDや限定子など、設定が正確であるかどうかを確認した上で、エラーをSeagateまでご報告ください。

 

FAQ

電子商取引を行うことで、コストをどの程度節約できますか?
投資コストは、eビジネス・インフラストラクチャの運用と構築を外部委託するか、それらを社内で行い管理するかによって異なります。2008年のレポートによると、紙による注文の平均コストは、北米で37.45ドル、EMEAで42.90ドル、APACで23.90ドルでした。電子注文によって削減されたコストは、北米で23.83ドル、EMEAで34.05ドル、APACで14.78ドルでした。

EDIはどれくらいの歴史がありますか?
EDIによる電子的な文書交換が可能になってから30年以上が経ちます。EDIは非常に成熟した技術であるだけでなく、長年にわたり企業の多くで確立されたコミュニケーション・ソリューションでもあります。今でも発展を続けているEDIは、企業間で文書を交換する際の効果的かつ効率的な形式として機能しており、それが今後何年も続くことになるでしょう。

EDIの導入は難しいですか?
選択したソリューションの種類によって異なります。複雑なシステムを利用する場合には一般的に自社のネットワークでEDIソフトウェアをインストールする必要があります。そうすることで、自社のバックエンド・システムとのEDI統合が可能になります。多くのパートナーと取引を行いビジネスが成長すると、EDIシステムは複雑になります。そのため、このシステムは発展し続けるソリューションとも言えるでしょう。ほとんどの企業で、EDIへの投資は価値あるものと考えられています。

他のITサービスと同様に、EDIを外部委託することは可能ですか?
他の形式のITテクノロジーと同様、EDIの要件管理に必要なリソースを持つ企業にEDIサービスを外部委託することができます。パートナー募集から、商社設立、電子文書をリンクするマップの開発まで、EDIの要件に包括的に対応しEDIの外部委託を引き受ける会社は数多く存在しています。

Seagate以外の他の取引先とのやり取りにもEDIを使用することは可能ですか?
はい、可能です。特に、このシステムに対して投資を行うのであれば、そうする方が賢明でしょう。他の取引先とのやり取りにもEDIを使用して、注文書の作成や請求書の送信や受信など、様々な商取引を行うことができます。EDIがどれほど有益なものであるか分かれば、できる限り広範囲に使用したいと感じていただけるはずです。

EDIを使って注文内容の変更を送信することは可能ですか?
はい、あります。Seagateでは、EDIを介して注文変更を受け取り、処理することができます。たとえば、注文の数量や日付を変更する場合や注文自体をすべてキャンセルする場合は、EDI注文変更メッセージを送信いただくだけで、自動的に処理されます。

引き続きSOLOを使って注文の状況を確認することは可能ですか?
はい、可能です。SOLOシステムでは、EDIで注文を行った後でも、注文状況を確認できます。また、Seagate Directの [Orders(注文)] タブで注文の概要を確認したり、検索機能を使用して特定の注文を見つけたりすることも可能です。

AS2とは何ですか?
AS2(適用性宣言2)とは、ワールド・ワイド・ウェブで標準的に使用されるHTTPを用いながら、インターネットを介してベンダー・アプリケーションがEDIやその他のビジネス間のデータ(XMLなど)との通信に用いる暫定的な仕様標準のことです。AS2は、デジタル署名とデータ暗号化を通して、トランスポート・ペイロードに安全性を提供すると共に、受信確認を使用することで信頼性の高い否認防止が可能な配信を実現します。

VANとは何ですか?
付加価値通信網 (VAN - Value-Added Network) とは、共通のビジネス・プロセスを介して標準ベースまたは、独自のデータを共有するビジネス・パートナーの間で、仲介的な役割を果たすホステッド・サービスです。これによって提供されるサービスは、「付加価値通信網サービス」と呼ばれます。

ロゼッタネットとは何ですか?
ロゼッタネットは、1998年に設立され、現在急速な成長を遂げている独立系の非営利団体です(SAP、インテル、デル、ピープルソフト、スリーコムなどが参加)。同団体は、IT業界に向けて、XMLベースの標準的なeビジネス・インターフェイスの開発と発展に取り組んでいます。サプライ・チェーンの各パートナー間で使用できる効率的なビジネス・プロセスのインターフェイスを構築することで、新しいデジタル経済の波が押し寄せる中、サプライ・チェーン内の不整合の修正に努めています。こうしたインターフェイスにより、各取引パートナー間の情報交換と商取引の大幅な効率化が可能になります。ロゼッタネットでは、パートナー・インターフェイス・プロセス (PIP) を採用しており、これはEDI商取引に相当するものです。

 

略語

EDI

電子データ交換

B2B

ビジネス間

XML

拡張マークアップ言語

AS2

適用性宣言2

RNIF

ロゼッタネット実装フレームワーク

VAN

付加価値通信網

DTD

文書型定義

UN/EDIFACT

国連 EDI 標準

X12

北米/米国規格協会標準

PIP

ロゼッタネット・パートナー・インターフェイス・プロセス

FTP

ファイル転送プロトコル

HTTPS

セキュア・ハイパーテキスト転送プロトコル