共有フォルダ(「共有」とも言う)をNASに作成すると、ネットワーク全体を様々なユーザおよびグループと共有できます。共有を作成するには、以下の手順に従ってください。
- Windows画面の左下のサーバ・マネージャ・アイコン () をクリックします
- [File and Storage Services(ファイルとストレージのサービス)] および [Shares(共有)] を選択します。
- 右側の何も表示されていない場所で右クリックして、[New Share(新しい共有)] を選択します。
「New Share Wizard(新規共有ウィザード)」が起動します。 - 基本設定の場合、[SMB Share - Quick(SMB共有 - クイック)] を選択し、[Next(次へ)] を選択します。
注意:NFS共有は主にLinux/Unixベースのオペレーティング・システムで使用され、常にパブリックとなります。 - 上部リストでNASを選択して、共有を作成したいボリュームを選択します。
- [Next(次へ)] を選択します。
- 共有名と説明を入力します。通常、[local path(ローカル・パス)] および [remote path(リモート・パス)] フィールドは名前によって変化するため、空欄にします。
[Next(次へ)] を選択します。
- 共有オプションを選択して、[Next(次へ)] を選択します。
注意:暗号化オプションは、共有のファイル転送性能に大きな影響を与えます。 - デフォルト権限は、共有レベル (SMB) およびフォルダ・レベル (NTFS) に表示されます。
- 最も制約の多い権限が適用されます。
- NTFSまたは共有の設定は簡単ですが、両方の設定はできません。
- 権限を調整するには、[Customize permissions(権限のカスタマイズ)] を選択します。
- NTFS権限を追加するには、[Add(追加)] を選択します。
ここでは、デフォルト権限または先に設定した権限を削除することもできます。 - [Select a principal(プリンシパルの選択)] を選択します。
- ユーザまたはグループを入力して権限を設定し、[Check Names(名前を確認)] を選択します。
複数の名前を追加する場合は、名前と名前の間にセミコロンを入力してください。 - 完了したら、[OK] を選択します。
- 権限の種類を選択します。
- 適用する権限を選択します(デフォルトはフォルダ、サブフォルダおよびファイルです)。
- 基本的な権限を選択します。
- さらに共有権限を設定するには、[Share(共有)] タブを選択します。
デフォルトでは、すべてのユーザに読取りアクセスがあります。これは、本ロケーションから変更できます。 - 編集したいUser(ユーザ)を [Share(共有)] タブで選択します。
- [Edit(編集)] をクリックします。
- 選択したユーザの権限を選択します。
- [OK] をクリックします。
- すべての権限を設定したら、[Advanced Security Settings(詳細セキュリティ設定)] で [OK] をクリックします。
- 権限が完了したら、新規共有ウィザードで [Next(次へ)] を選択します。
- 確認画面で [Create(作成)] をクリックします。
- [Close(閉じる)] をクリックします。
- これで共有が作成され、使用できるようになりました。