ここでは、VMware NFS DatastoreをBusiness Storage Windows Serverネットワーク・アタッチド・ストレージ・デバイスに作成する方法を説明します。
NFSへのサーバの役割の追加
- サーバ・マネージャから [Configure this local server（このローカル・サーバを設定する）] を開き、[Add Roles and Features（役割と機能の追加）] を開きます。
- [Server Roles（サーバの役割）] が表示されるまで [Next（次へ）] を選択します。
- [File and Storage Services/File and iSCSI Services（ファイルとストレージのサービス/ファイルとiSCSIのサービス）] から [Server for NFS（NFS用サーバ）] を選択します。
- [Next（次へ）] を選択してNFS用サーバをインストールします。
- サーバ・マネージャで [File and Storage Services（ファイルとストレージのサービス）] を開いたら [Shares（共有）] を選択します。
- [Task（タスク）] を選択し、[New Share（新規共有）] を選択します。
- [NFS Share - Quick（NFS共有 - 高速）] を選択し、[Next（次へ）] を選択します。
- 共有する場所を選択したら [Next（次へ）] を選択します。
注意： 共有する場所をドライブC:にしないでください。この例では、RAIDボリュームを選択します。
- 共有名を入力し、[Next（次へ）] を選択します。
- 認証方法を指定し、[Next（次へ）] を選択します。
- 共有権限を指定し、[Add（追加）] を選択します。
- [All Machines（すべてのマシン）]、[Allow root access（ルート・アクセスを許可）]、[Share permissions（共有権限）]には [Read/Write（読取り/書込み）] を選択します。
- [Add（追加）] を選択し、[Next（次へ）] を選択します。
アクセス・コントロール権限の指定
- [Customize permissions（権限のカスタマイズ）] を選択し、[Add（追加）] を選択します。
- [Select a principal（プリンシパルの選択）] を選択します。
- [Enter the object name（オブジェクト名の入力）] の下で [Everyone（全員）] と入力して、[Check Names（名前を確認）]、[OK] を選択します。
- 基本的な権限の場合は、[Full control（フルコントロール）] ボックスにチェックを入れて、[Modify（修正）] および [OK] を選択します。
- NFSshareの詳細セキュリティ設定の場合は、[Apply（適用）] および [OK] をクリックします。
- アクセス・コントロールの権限の場合は、[Next（次へ）] を選択します。
- 選択内容を確認し、[Create（作成）] を選択します。
- NFS共有が作成できたら [Close（閉じる）] を選択します。
- vSphereクライアントを使用して、NFS共有をVMware Datastoreとして追加します。
注意：
以下の手順に進む前に、NFSネットワーク・トラフィック用の新規vSwitchを作成する必要があります。必要に応じてVMwareの説明書をご確認ください。
- vSphereクライアントを開き、ログインします。
- [Home（ホーム）] ページで [Inventory（インベントリ）] を選択します。
- [Configuration （設定）] タブを選択して、左側の [Storage（ストレージ）] を選択します。
- 右上の [Add Storage（ストレージの追加）] を選択します。
- [Network File System (NFS)（ネットワーク・ファイル・システム (NFS)）を選択し、[Next（次へ）] を選択します。
- サーバ： Seagate Windows NAS IPアドレスを入力します。
- フォルダ：「/共有名」を入力します。
この例では、共有名はNFSshareです。
Datastore名を追加し、[Next（次へ）] を選択します。
- サマリを確認し、[Finish（完了）] を選択します。
- NFS Datastoreとして共有が追加されました。
注意： このNFS共有とVMware
Datastoreの作成に使用される基本的な設定はあくまでも例であり、実際には異なる場合があります。
