El Capitan (Mac OS 10.11) への更新後にFinderからNASを表示しようとすると、問題が発生する場合があります。接続しようとしたときに、はてなマークが表示されたり、エラー・メッセージが表示されます。Mac OS Xから別の方法でNASに接続する手順は以下の通りです:
注:LCDモニター画面が正面に設置されているSeagate NAS Proモデルでは、ターミナルからArpテーブルを確認する代わりに、割り当てられているIPアドレスを調べてください (以下の手順に説明があります)。詳細については、Seagate NAS Proユーザ・マニュアルのこのセクションをご覧ください。(Seagate NAS Pro 4-bayおよび6-bayモデルのみ該当) - この方法でIPアドレスが見つかったり、IPアドレスがすでに分かっている場合は、以下の手順6まで進んでください。
- Finderが画面左上に表示されていることを確認し、(最初にデスクトップをクリックしてから)[次へ]、[ユーティリティ] を順にクリックします。
- [ターミナル] を選択します。
- ターミナル・ウィンドウが開きます。「arp –a」と入力し [Enter] キーを押します。
- MACアドレスにIPアドレスの一覧が表示されます[例: ? (192.168.1.23) at 0:10:75:44:DD:11]。一覧からSeagate NASのMACアドレスを探します。
注:MACアドレスは、Seagate NASの一番下または裏側に表示されています。すべてのSeagate NASユニットは00:10:75で始まりますが、ターミナルは最初のゼロのみを表示します。
- MACアドレスが見つかったら、右側を確認し、MACアドレスに関連付けられているIPアドレスをメモします。
- ドライブのIPアドレスがわかったら、Finderが画面左上に表示されていることを確認し、[次へ]、[サーバに接続] を順にクリックします。
- [サーバに接続] ウィンドウでcifs://IPアドレスまたはafp://IPアドレスを入力します(例:cifs://192.168.1.85またはafp://192.168.1.85)。
注:スラッシュ (/) ではなく、バックスラッシュ (\) を使用してください。
- [接続] を選択します。
- プロンプトが表示されたら、ユーザ名とパスワードを入力して、[接続] を選択します。これでドライブがマッピングされ、Finder > [共有] からアクセスできるようになりました。
注:デフォルトでは、Macはユーザ名フィールドにMacのユーザ名を自動的に入力します。NASのアクセスに使用するNASのアカウントのユーザ名をこのユーザ名に変更します。
- 画面左上のFinderをクリックします。
- [設定] を選択します。
- [一般] タブの「接続されているサーバ」にチェックが入っていることを確認します。チェックが入っていれば、デスクトップにNASが表示されます。
それでもNASに接続できない場合、コンピュータが正しいネットワークに接続していない可能性があります。この場合、以下のことをお試しください:
- コンピュータがNASと同じネットワークに接続されていることを確認してください。ここで紹介する例は、推奨される接続方法です。NASをイーサネット・ケーブルを使用してルータにつなぎ、コンピュータをイーサネットまたはWi-Fi経由で同じルータに接続します。接続先がゲスト・ネットワークでないことを確認します。以下の図をご覧ください:
- それでもNASにアクセスできない場合は、ネットワークの他のデバイス(他のコンピュータ、テレビ、メディア・プレーヤーなど)でNASが表示されるかどうかを確認してください。ネットワークでまったくNASが表示されていない場合、ネットワークの電源を入れ直してください。ネットワークの電源を入れ直すための手順は以下の通りです:
- まず、Seagate NASの電源を外してから、イーサネット・ケーブルを抜いてルータから切断します。完全に切断してから、コンピュータの電源を切って、ルータを再起動します。
- ルータを再起動して約2分経ってから、Seagate NASのイーサネット・ケーブルおよび電源ケーブルを再接続します。NASが起動したら(ステータスLEDの点滅が止まったら)、コンピュータの電源を再度入れ、Finder > [共有] で再びSeagate NASを探します。