ファイルを削除しても、完全に消去されるまではディスク上の使用スペースを再利用できないためです。ゴミ箱(Windowsの場合は「ごみ箱」)は、実際には各ハードディスク・ドライブに作られた隠しフォルダです。ファイルを完全に削除するには、追加の操作が必要になります。
Macintosh:
削除されたファイルは [Trash(ゴミ箱)] に送られます。スペースを再利用できるようにファイルを削除するには、ゴミ箱を空にします。
[Trash(ゴミ箱)] アイコンを右クリックするか、Commandボタンを押しながらクリックしたら、[Empty Trash(ゴミ箱を空にする)] オプションを選択します。
この操作を行っても空き容量の数値が合わない場合は、ドライブをゴミ箱にドラッグ・アンド・ドロップして接続を解除し、ドライブ本体のケーブルを抜きます。30秒経ったら、もう一度接続します。
それでもドライブの空き容量が正しく反映されない場合は、そのドライブにFirst Aidを実行します。
- 何も選択していない状態で、アップル・メニューから [Go(移動)] を選択します。
- [Utilities(ユーティリティ)] を選択します。
- [Disk Utility(ディスク・ユーティリティ)] を選択します。
- LaCie外付けドライブを選択します。
- [Disk Utility(ディスク・ユーティリティ)] ウィンドウの上部にあるFirst Aidアイコンをクリックします。
- First Aidを実行したら、エラーなく終了するまで待ちます。
ドライブがHFS+またはAPFSでフォーマットされている場合、ユーザによっては一部のファイルが表示されない場合があります。その場合は他のユーザでMacにログインして、容量の大きいファイルがディスク・スペースを消費していないかを確認してください。
Windows:
Windowsマシンでファイルを削除した場合、ファイルは [ごみ箱] に送られます。ごみ箱フォルダを空にしてディスク・スペースを再利用するには、ごみ箱アイコンを右クリックし、表示されたメニューで [ごみ箱を空にする] 左クリックします。
この操作を行っても空き容量の数値が合わない場合は、ドライブを取り外し、ドライブ本体のケーブルを抜きます。30秒経ったら、もう一度接続します。
ドライブがNTFSでフォーマットされている場合、現在のログイン・ユーザには一部のファイルが表示されない場合があります。システムに複数のユーザが存在する場合は、他のユーザでログインし、容量の大きい保護ファイルがないかを確認してください。