Mac OS 10.11のMacディスク・ユーティリティのグラフィック・インターフェイス (El Capitan) にはRAID作成機能は搭載されていません。しかし、簡単なテキスト・コマンドを使ってMacターミナルでRAIDを作成することができます。
重要!作業を開始する前に、MacコンピュータからRAIDを作成するデバイス以外のすべての外付ストレージ・デバイス(外付ハードディスク・ドライブ、SDカードなど)を安全に取り外してください。
重要!Macがリカバリ・モード状態にあるときに以下の手順は行わないでください。コンピュータが正常に起動してから作業を開始してください。
Mac OS 10.11でソフトウェアRAIDを作成する場合は、以下の手順に従ってください。
- デスクトップのトップ・メニュー・バーで実行をクリックし、ユーティリティ > ターミナルの順にクリックします。
- 以下の通り入力します:
diskutil list
コンピュータに接続されている、あるいは内蔵されているすべてのストレージ・デバイスが表示されます。
- RAIDを作成したい外付物理ドライブを探し、メモします。
例:disk0とdisk4
- ストライプ (RAID 0) とミラー (RAID 1) どちらのRAIDモードにするかを決めます。
- RAID 0の場合は以下の通り入力します:
diskutil appleraid create stripe [アレイ名] JHFS+ disk_ disk_
例:diskutil appleraid create stripe LaCieRAID0 JHFS+ disk0 disk4
あるいは
RAID 1の場合は以下の通り入力します:
diskutil appleraid create mirror [アレイ名] JHFS+ disk_ disk_
例:diskutil appleraid create mirror LaCieRAID1 JHFS+ disk0 disk4
[Enter] キーを押します。
ディスク・ユーティリティがRAIDを作成します。
- これで、RAIDボリュームがマウントされ、使用できるようになりました。