DJI Copilotを使ってiOSデバイスからビデオを取り込もうとすると、失敗することがあるのはなぜですか?



DJI CopilotでiOSデバイスの取り込みを実行する際、画像転送プロトコル (PTP) が使用されます。CopilotがiOSデバイスからのファイルのコピーをリクエストすると、iOSがそのリクエストを処理し、ファイルをCopilotにコピーします。

 

デフォルトでは、iOSデバイスから特定のビデオ・ファイルをコピーする際にiOSがトランスコードを実行することがあります。Copilot BOSSアプリで [File/Folder verification after ingestion(取り込み後にファイル/フォルダを検証する)] のオプションがオンになっている場合、各ファイルのコピーが正常に実行されるよう、Copilotがコピーの前後にファイルを1件ずつチェックします。このトランスコード処理により、コピーされたファイルは、iOSデバイスのファイルとは異なるファイルになります。そのため、Copilotは転送が失敗したと判断するため、そのビデオ・ファイルを正常にコピーすることができません。

この問題を解消するには、メディア・ファイルの転送時にトランスコードが実行されないよう、iOSの設定を変更してください。

 

iOSデバイスで、[設定] > [写真] > [MacまたはPCに転送] の順に進みます。設定を [自動] から [元のフォーマットのまま] に変更します。
 

ユーザ追加画像

 

あるいは、iOSデバイスの設定を変更したくない場合は、Copilot BOSSアプリで [File/Folder verification after ingestion(取り込み後にファイル/フォルダを検証する)] のオプションを無効にします。