SSD技術の特徴として、一部の外付けSSDドライブでは、一度に大量のデータセット(50GB以上など)をコピーすると速度が落ちることがあります。被免責当事者
もしドライブで高速でのバースト転送を繰り返して、大量のデータを転送した後に速度が落ちたら、ドライブをコンピュータに接続した状態で電源を入れたまま放置してください。その間に、高速書込みキャッシュがクリーンアップによる最適化プロセスを自動で完了します。
知っておくべき重要ポイント:
ドライブを接続していない状態では、キャッシュを空にすることはできません。
ドライブの電源がオフになっている間は、キャッシュを空にすることはできません。
ドライブを接続しているコンピュータがスリープモードに入っている間は、キャッシュを空にすることはできません。
キャッシュのクリーンアップを実行するためには、ドライブをアイドル状態にしておく必要があります。
ドライブにはデータを移動するための十分な空きスペースが必要です。ドライブの使用済み容量が90%以上に達していると、キャッシュを空にすることができず、最高の書込み性能を回復できない可能性があります。
キャッシュを空にするプロセスには1時間以上かかることがあります。
これはあらゆるキャッシュの通常の「クリーンアップ」プロセスの一環ですので、データが失われる心配はありません。
読取り性能がフルキャッシュに影響を受けることはありませんので、もし読取り作業にも遅れが生じている場合、問題の原因は他のところにある可能性があります。その他の考えられる原因については、こちらの記事を参照してください。
解決策:
書込みキャッシュをクリアして書込み性能を最適化するには、ドライブをコンピュータに接続したままアイドル状態にし、コンピュータとドライブを1時間以上スリープモードに入らないようにします。
さらなるヒント:
スリープ機能を設定したノートPCやシステムにドライブを接続している場合は、ドライブが書込みキャッシュをクリアするための時間を考慮して、設定を変更する必要があります。
ドライブを接続した状態でコンピュータの内蔵ドライブを使って仕事やゲームをすると、その間にキャッシュがクリアされて性能が回復するため、ユーザー側で特別な操作は必要ありません。
コンピュータを離れている間にキャッシュをクリアしたい場合は、以下のアドバイスを参考にしてください。
コンピュータで設定画面を開いておく。
Windowsの場合 – Expansion SSDをUSBポートに接続した状態でPCの電源を入れます。BIOSまたはUEFI設定画面を開きます。通常、この画面は起動時にF10、F2またはDeleteキーを押すと表示されます。その画面を開いたままにしておくと、スリープモードに入ったり、電源がオフになったりするのを避けられます。
macOSの場合 – macOSでは、リカバリ設定を開いている状態でもコンピュータがスリープモードに入るため、この方法は使用できません。
この画面ではどのメニューオプションも選択しないでください。そのまま、システムがアイドル状態を数時間維持できるようにしてください。十分な時間が経過したら、コンピュータを再起動し、正常に起動させます。
コンピュータのスリープ機能を一時的に無効化します。
Windowsの場合
[スタート] ボタンをクリックします。
「コントロールパネル」と入力するか、[コントロールパネル] を選択します。
[ハードウェアとサウンド] を選択します。
[電源オプション] を選択します。
- [詳細な電源設定の変更] を選択します。
現在の設定をメモしたら、設定を [なし] に変更して [OK] をクリックします。
[コンピュータをスリープ状態にする] の現在の設定をメモしたら、設定を [なし] に変更して [変更の保存] を押します。
数時間経ったら、[コンピュータをスリープ状態にする] の設定を元の時間に変更して、[詳細な電源設定の変更] に移動し、[ハードディスクの電源を切る] を元の設定に戻してから [OK] と [設定の保存] をもう一度押します。
macOSの場合
ノートPCをお使いの場合は電源につなぎます。
Seagate Expansion SSDドライブを差し込みます。
Appleメニュー(右上隅のAppleアイコン)を開きます。
[システム環境設定] を選択します。
[バッテリー] を選択します(古いバージョンのmacOSでは「省エネルギー」とも呼ばれています)。
[ディスプレイをオフにするまでの時間] に表示されている時間をメモします。
時間を [なし] に変更します。
メッセージボックスが表示されたら、[OK] をクリックします。
システムを数時間そのまま放置します。
時間を元の設定に変更して、[バッテリー] ウィンドウを閉じます。